『死都ブリュージュ』
ローデンバック「死都ブリュージュ」(千夜千冊…第1巻 6.時の連環期)
<死都>という言葉は、観光都市<ブリュージュ>にとって暗く悲しいイメージになっているかも知れない
ボクが旅行で訪れたのは学生の頃で、秋で観光客も少ない落ち着いた時期ではあった。当時この本は知らず、また標題のような感じはしなかったが、、。
だが、この本が書かれたのは19世紀末、文庫本の表紙には次のようになっている![]()
「沈黙と憂愁にとざされ、教会の鐘の音が悲しみの霧となって降り注ぐ灰色の都ブリュージュ」
続きは編集中
『月と六ペンス』
サマセット・モーム「月と六ペンス」(千夜千冊…第1巻 6.時の連環期)
ポール・ゴーギャンをまるまるモデルとしたあまりにも有名な作品である。「月」は幻想を表し、「六ペンス」は現実を表していると言われる。
ここからはまだ、編集中![]()
『水晶』
アーダルベルト・シュティフター「水晶」(千夜千冊…第1巻 4.声が出る本)
作者はアンデルセンと同じ歳の生まれだが、オーストリアで育ったことが二人の資質を分けている。 幼年期をボヘミアで過ごしたことで、精緻な自然描写で知られるようになった。
ここからはまだ編集中![]()
『横浜開港150周年』
横浜赤レンガ倉庫で、「横浜開港150周年」にちなんだミュージカル「ヨコハマ ヴァンパイア」を観た
演出は小中学校の同級生、、といっても横浜ではなく、はるか遠い会津での同級である
暖かく気持ちのよい天候の中、赤レンガ倉庫への道は桜の花吹雪で、爽快そのもの
物語は、150年の時空を軸に展開し、それが横浜の(と言うことは日本の)文明開花から現代へと連綿と続いてくる。素人のボクが解説するなどおこがましいので、それはほどほどにして、、、音楽も舞台上の、3人のピアノ、ベース、ヴァイオリンが奏でる曲が魅力的だった
観劇後、10人ほどの友人達とミニ同級会になり、さらに楽しく長い一日となった![]()
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『直島から岡山後楽園へ』
1泊2泊のハードスケジュールだったが、かねてからの念願だった直島へ行き、ベネッセアートサイトの数々のプロジェクトを見て廻った![]()
1日目は家プロジェクトをまず見学。角屋は古い民家の内部に浅いプールがあり、そこに漂う灯りが不思議な雰囲気を漂わす。 はいしゃは元々歯科医院だった建物を大竹伸朗が異質な空間に変容させている。 そして安藤忠雄の南寺は「新建築」に載っていて有名だが、氏にしては珍しい木造建築、、。だが、開口部が全く無い、抽象化されたストイックな内外観は流石である![]()
その後、安藤氏の設計した地中美術館を観る。大地・空を切り取った多様なシーンの連続は勿論素晴らしいと言うしかない
それから美術館がホテルにもなっているベネッセハウスに行き、宿泊はその上の(山上)のOVALへ、、。ここは楕円のパティオに水盤があり、それを囲むように客室が10室。 瀬戸内海の夕日は実に美しかった![]()
翌日は岡山で後楽園を廻った。ここも長年是非訪れてみたいところだった。
『トレーニング』
先月の夕刊に、「現状に安住することなかれ」という副題で安藤忠雄氏の記事が掲載されていた。
「若い人が作る新しい建築を見ると、どきっとして不安になる。これが仕事を続ける原点です」と言う。 不安は刺激になり、現状に安住しない緊張感を生む。 夜、仕事を終えた後にスポーツクラブで500メートルほど泳ぐとのこと。
「体力を維持しないと緊張感も維持できない」 身一つで道を切り開いてきた氏らしい言葉だ。 ぼくも安藤氏に負けないくらい、連日スポーツクラブに通っているのだが、のんびり安住を貪ってしまう凡人なのである![]()
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『トナカイ月…上』
エリザベス・M・トーマス「トナカイ月…上」(千夜千冊…第1巻 5.遠方からの返事)
物語は月の時間にしたがって進行している
著者の名前を聞くのは初めてだが、文化人類学者だ。だからこそ、作家にはない輝きと説得力がある。 舞台ははっきりしないが、シベリアのようなかなり寒冷地で、しかもマンモスがいた頃の2万年前、後期石器時代である![]()
標題である「トナカイ月」は石器時代の狩猟民族が従っていたであろう原始暦から採っている
かれらは13ヶ月で1年を数えた。 順に、氷解け月、仔ウマの月、行旅の月、ハエの月、クマコケモモの月、マンモス月、黄葉月、トナカイ月、あらし月、冬小屋月、飢えの月、咆哮の月、落ち角の月だそうだ。 したがってトナカイ月は9月頃になる。
この本の副題は「原始の女ヤーナンの物語」 物語には二つの大きな原始家族が登場し、語り手ヤーナンはその一方の首長の娘。 他にはマンモスハンターたちと「火の川の人々」とオオカミを中心としたたくさんの動物たちと「霊」が登場する。
まだ、上巻を読んだだけなので、いつか下巻を読んでからまとめたい![]()




